インターネットやITの普及により、社会・経済の構造や価値観は大きく変貌しつつある。とはいえ、実社会は自動車、食品、衣類、住宅など「もの」を製造、流通して成り立っている。そこで今、重要視されているのが「ロジスティクス」だ。2004年には日本で初めて多摩大学大学院に「ロジスティクス経営コース(CLO)」というロジスティクスを専門で研究する大学院コースも開設された。
ロジスティクスとは、原材料の調達から製造、供給、廃棄、メンテナンスに至るライフサイクル全体の取引や仕組みをいうのだが、日本では物流とロジスティクスが同義語的に使われ、定義づけがあいまいであり、ロジスティクスに関する意識がまだあまり高くないのが実情である。
また、その仕組みをより効率化し、最適化するうえでは業務改善と情報システムの両面からのアプローチが大切である。そこで、業務改善とシステムの両面からアプローチした成功事例として、共同物流、拠点集約、共同配送といった共同化によりコスト削減とサービス向上を実現した事例と、そこに導いた当社のサービスメニューなどを併せて紹介する。
これまで、物流・ロジスティクス分野は、業務改善も情報システム化も生産・製造分野や営業・販売分野に比べ、未着手の傾向が高い分野だったが、今後、経営に関する重要課題として物流・ロジスティクスがますます注目されるはずだ。 |