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お客様向け情報誌 CSK XPRESS
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2005年
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vol.121 2005.06-07
vol.121 2005.06-07
CSK XPRESS
は CSK システムズが
発行しているお客様向け情報誌です。
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ごゆっくりお読みください。
全28P版(743KB)
トレンド
コーポレートガバナンスを支える合意形成の実現に向けて
―eVIPストラテジによる短期間でのIT戦略立案―
(株)CSK 伊藤 友一
(99KB)
ソリューション−1
ITアウトソーシング事例に学ぶ
―ライオン株式会社の事例から―
(株)CSK 安達 直也
(233KB)
ソリューション−2
コンタクトセンターにおけるディザスタ・リカバリー
―CSKグループ地方拠点の活用によるリスク低減―
(株)CSK 中 大輔
(137KB)
技術
JIS(日本工業規格)となったC#言語
(株)CSK 黒川 利明
(169KB)
米国通信
日本の情報技術活用新時代
─米国追従から独自の利用策創造へ─
(株)CSKニューヨーク駐在員事務所長 鈴木 奏
(26KB)
インフォメーション
キャッシュカード不正使用検知システム「BankSavior」の販売を開始
(36KB)
内容のご紹介
コーポレートガバナンスを支える合意形成の実現に向けて
(99KB)
―eVIPストラテジによる短期間でのIT戦略立案―
(株)CSK
コンサルティング部
第一コンサルティング課
伊藤 友一
コーポレートガバナンス(企業統治)の重要性が叫ばれて久しい。エンロン事件を契機に米国で導入されたサーベンスオクスリー法だが、同等制度の導入が日本でも検討されている。
コーポレートガバナンスにおいては、このような会計的側面での対応だけでなく企業活動全般での対応が今後必要となる可能性があり、情報システムの重要性がますます高くなる。
企業活動全般を対象とする情報システムの導入にあたっては、特定部門の利益や業務プロセスを優先してはならず、全体最適の観点からの検討が必要であり、現実と乖離したり、ビジネスに貢献できなかったりしないようにするためにも、開発・運用までを含んだIT戦略の検討が必要だ。
全社的なIT戦略の検討では、その対象範囲が広いことから、明確な推進役・責任者の不在、重要メンバーの不参加、無難な議論に陥りやすく効果的な結論を得られないケースが多々見られる。
当社ではIT戦略の検討を効率よく行うために、eVIPストラテジというサービスを提供している。短期・集中型の合宿形式を採用し、中立的観点から検討を行える第三者の参加、議論の発散・ループ化を回避する当社コンサルタントによる司会進行などが特徴だ。
ITアウトソーシング事例に学ぶ
(234KB)
―ライオン株式会社の事例から―
(株)CSK
ITOソリューション部
ソリューション課
安達 直也
最近、ITアウトソーシング(ITO)サービスに関心が高まっている。なかでも災害時のシステムダウンなどによるリスク軽減、あるいは回避する対策としてディザスタ・リカバリーソリューションに対する要望は多い。昨年来、各地で頻発し被害の発生している地震や水害がその主な要因といっていいだろう。その反面、コスト、技術、運用など様々な課題に直面し、結局検討から実施にまで至らないケースが多いのも事実だ。
当社ではこれまでに蓄積した運用ノウハウや知識をベースに、ITOの多様なニーズに応えるソリューションを用意した。例えば、「リアルタイム型バックアップ」「保険型ディザスタ・リカバリー」などの方法と、業務別のバックアップレベルの選択、よりローコストで確実な災害対策が図れる、多彩なメニューなどである。
また、情報基盤構築に対し、ニーズに合ったサービス「USiZE」の提供もその一環であり、新たなオンデマンドのサービスの展開を実施していくつもりだ。
ITアウトソーシングは、能力の高いメインフレームや関連サーバーなど、お客様の心臓部を預かる重要な役割である。一方で、ITOソリューションは、お客様のあるべき姿、コアコンピテンスの実現、促進を重要事項と考えるサービスでもある。ITアウトソーシングを検討する際の注意点、災害対策アウトソーシングの適用サービスと実施ポイント、メリットについて、ライオン株式会社の事例を交えて紹介する。
コンタクトセンターにおけるディザスタ・リカバリー
(137KB)
―CSKグループ地方拠点の活用によるリスク低減―
(株)CSK
BPO開発本部
営業推進部第二営業課
中 大輔
近年、企業規模に関わりなく多くの企業が、自社の業務システムの中断や停止を回避する対策として、企業の窓口であるコンタクトセンターの外部委託を検討、実施するケースが増加している。
当初、自社内にあるシステムの再構築、補強ができれば十分と考えていた企業も多かった。しかし、社内システムの場合、システムを設置している場所に万が一の事態が発生すると、システムやネットワーク、あるいは関係スタッフに影響が及び業務停止は避けられない。
その上、業務や窓口、システム運用の停止・中断は企業の信頼性、イメージを大幅に落としかねない。そのため是非とも回避したいという理由から、コンタクトセンターを外部に委託する企業が急増しているのだ。
特に、昨年来、頻発している災害への危機感からディザスタ・リカバリーの必要性を実感している企業は多い。しかも、コンタクトセンターの外部設置は顧客へサービスを滞りなく提供するためのリスク低減策として有効性も高いと、検討する企業が当社顧客のなかでも増加している。
外部委託の際、当社では地方拠点のコンタクトセンターを活用することでリスク低減を行っている。地方拠点を活用するメリットは、システムダウン回避の他、スタッフ教育やコスト削減、時差による24時間対応など様々な面で生きている。
当社のBPOサービスについて、ディザスタ・リカバリーソリューションを中心に、その内容とメリットを紹介する。
JIS(日本工業規格)となったC#言語
(169KB)
(株)CSK
黒川 利明
プログラミング言語にJIS(日本工業規格)があることをご存じだろうか。今のようにパソコンが普及する以前には、コンピューターを使うためにはプログラミングが必須であり、そのためのコンパイラの品質基準という目的からもプログラミング言語のJIS化が当然のこととして行われてきた。だが、現在では、パソコンの一般利用者が、プログラミング言語を使ってプログラムを組むことはむしろ稀になっている。プログラミング言語は、IT業界の専門家のためにある。一般利用者用のプログラムをつくる工作機械として、あるいは、システムをつなぐケーブルのようなものとして、プログラミング言語はIT基盤を蔭で支えるという重要な役割を担っている。
プログラミング言語C#の言語仕様は、2003年4月1日に国際標準機関であるISO/IECから発行された。プログラミング言語の国際標準の中では、最も新しい。プログラミング言語に関する11番目のJISであるJIS X3015「プログラム言語C#」は、この国際標準を日本語環境に翻訳したものである。C#言語仕様のJIS化は、通常なら2、3年かかるところを、約1年という短期間で行うことができ、2005年3月20日に官報公示された。
JIS C#原案作成委員会委員長を務めた筆者の立場から、そのC#のプログラミング言語の中での位置づけ、C#の特徴、内容、特にC#の実用性とセキュリティについて紹介する。さらに、今年2005年に予定されているC#の改訂版について述べる。最後に、未だに国際標準になっていないJavaのことについて筆者の個人的な記憶と意見を述べる。