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vol.120 2005.04-05  
CSK XPRESS CSK XPRESS vol.120CSK XPRESS は CSK システムズが
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全28P版(844KB)
巻頭言
評価眼―客観評価はできるのか―
(株)CSK 中嶋 朋夫
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(78KB)
ソリューション−1
ソフトウェア開発を救うホワイトナイト VDM
(株)CSK 内田 匡彦
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(141KB)
ソリューション−2
e文書対応ソリューションによる業務改善
(株)CSK 高野 元宏
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(364KB)
ソリューション−3
ITインフラの全体最適化のすすめ
(株)CSK 海保 祐文
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(130KB)
米国通信
トップダウンとボトムアップで進行する米国の医療改革
(株)CSKニューヨーク駐在員事務所長 鈴木 奏
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(26KB)
インフォメーション
最新セキュリティ技術を導入したコミュニケーションセンターを構築 pdf
(26KB)
ソフトウェア開発を救うホワイトナイト VDM
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(株)CSK (株)CSK
組込システム事業本部
組込システム第一事業部
内田 匡彦
近年、携帯電話やデジタルテレビといった、通信分野、マルチメディア分野では、高度に複雑化した情報家電が急激に増大し、組込ソフトウェアは、その開発規模がますます拡大してきている。その一方で、これらの製品開発は激しい競争にさらされており、製品寿命は短くなり、開発期間の短縮と一層のコスト削減が求められている。また要求される信頼性のレベルも高くなってきており、効率的に品質の高いソフトウェアを設計することは、社会的責任を果たすという点においても重要である。

品質を確保しながらコスト削減を図るには、設計段階で不具合を作り込まないための「ソフトウェア工学的手法」を導入して、ソフトウェア開発をエンジニアリング化して行かなければならない。エンジニアリング化されていないソフトウェア開発で発生する不具合の多くの原因は、上流工程における「曖昧な仕様」に起因していると言える。この問題を解決するためには、要件仕様において自然言語による曖昧さを避けるために、厳密に構文と意味が規程された形式仕様記述言語を用いるとともに、上流工程においてもツールを活用した徹底したチェックが行なわれるべきなのである。

形式手法を実現する代表的な手法としては「VDM」があり、その開発支援ツールとしては「VDMTools」がよく知られている。VDMToolsは、ISO標準のVDMを拡張した形式仕様記述言語VDM-SLと、そのオブジェクト指向拡張であるVDM++による、分析・設計・開発を支援する実用性の高い統合ツールである。

当社は、VDMToolsの工業所有権を含む全ての知的財産権の譲渡を開発元から受けたオーナーとして、VDMの優れた理論をITサービス業界の発展のために広く普及させていきたいと考えている。そこで、VDMによる曖昧さを排除した正しい開発手法と当社の取組みについて紹介する。
e文書対応ソリューションによる業務改善
pdf(364KB)
 
 
(株)CSK (株)CSK
BPO開発本部
BPO事業開発部 事業開発課
高野 元宏
2005年4月1日、民間企業に対して「e-文書法」が施行された。これは、保存が義務付けられた紙文書の電子化を、個別に法改正せずに容認する包括的な法律である。この電子化への取り組みにより、検索時間の短縮による業務効率の向上、文書保存コストの削減、災害などによる損失の軽減など、さまざまな効果が期待できる。経団連は、経済界における税務書類の保存コストは年間約3,000億円、医療関係では約1,500億円と試算している。

電子ワークフローの普及でオフィスにおけるペーパーレス化が浸透しつつある今、当社が着目しているのが申込書、依頼書、社内申請文書などの紙文書をPDF化することによる申請業務プロセスの改善である。

当社のe文書対応ソリューションでは、保管に至るまでのフロント業務やバックオフィスも含めたプロセス全体を見据えたサービスをご提供していきたいと考えている。単に現状の業務プロセスそのままでPDFの導入を進めても効果を得るのは難しい。そこで、導入前の現状の業務プロセスの可視化・見直しと業務改善がキーポイントとなる。

e-文書法と同時に個人情報保護法が施行されたが、この2つの法律施行が、業務全体を見直す絶好のチャンスといえるかもしれない。
ITインフラの全体最適化のすすめ
pdf(130KB)
 
 
(株)CSK (株)CSK
ITO開発本部
ITOソリューション部 第一特定課
海保 祐文
最近、お客様の間で自社の所有するIT資産の管理・運用状況の見直しが進んでいる。厳しい経営環境の中で、いかにコストを削減し、より戦略的なIT投資が行えるかが、大きな課題となっているのだ。

しかしこれまで、特に中小の企業は専門技術者もおかず業者に一任していたため、「IT予算の効率化」「ITコスト削減策」をしたくても「実態がわからない」状態であった。そこで今後、真に望まれるのは、ビジネスの変化に柔軟に対応できるシステムの構築と信頼性、拡張性の確保であり、運用・管理費用を含めたITコストの削減だ。しかし、これまでシステムはピーク時の稼動が前提のため平常は余剰が頻繁に発生し、さらにコストを上げていた。運用・管理面も、システムごとに人が割り当てられ、サービスレベルや運用プロセスも均一化されていないなど、全体の見直しが急務となっていた。

この問題解決には、ITインフラの全体最適化が必要であり、シンプル化と標準化に集約できる。シンプル化とは、複雑さを省いたシステムの統合だ。ハードウェアや運用の統合を進め、コストを低減することである。標準化には二つの意味合いがある。たとえば、運用管理の方法が不統一な場合、ITILに準拠した運用などを導入し、運用管理プロセスを標準化することで、コスト低減やサービス品質の向上が図れるはずだ。

お客様のITインフラの全体最適化に向けた最良の方法について、当社としての取り組み方とポイントを紹介する。