今、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)のニーズが高まっている。企業競争力を高めるためにIT化は、今や必須であり、さらに周辺業務までを含めた効率化を図る意味でBPOを取り入れる企業が増加している。
世界的にみるとBPO市場は、2004年には前年比8.3%増の1,298億ドルと好調に推移するとの予測もある。日本でも、市場規模はまだ小さいものの、今後、年平均11.7%という高い成長が期待されている。
BPOは欧米ではその7割が、効率化要求の高い、人事や経理などのバック業務である。それに対し日本市場では、物流、施設管理(清掃や警備など)、情報システムなどのアウトソーシングが中心だ。その背景に人事・経理業務は「聖域」という意識が多分に影響している。また、業務の標準化などの遅れや、労働組合の問題、アウトプレースメント・サービスの利用など、BPOの普及に対する阻害要因が多いのも事実だ。
利用目的は「不足するリソースの補完」「コスト削減・効率化」で、欧米のような戦略的な利用意識はまだ低い。しかし企業も、今後のアウトソーシング利用に積極的という調査結果もあり、これからの利用増は間違いないようだ。
そのニーズを見越してCSKグループは、大連にBPOオフショアセンターを2003年に開設した。米国で州政府や連邦政府のBPOビジネスで急成長しているACS社の日本型モデルだ。当社のBPOの考え方、サービス内容なども併せて紹介する。 |