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vol.112 2003.10-11  
CSK XPRESS CSK XPRESS vol.111CSK XPRESS は CSK システムズが
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MIT研究報告 進化するIT投資
〜企業価値の追求〜
 
インタンジブル・アセットの戦略的価値
〜生産性向上の追求とIT価値の最大化〜
マサチューセッツ工科大学(MIT) スローンスクール eビジネスセンター
エリック・ブリニョルフソン教授
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“synchronize and stabilize”
〜ソフトウェア開発の成功例に学ぶ〜
マサチューセッツ工科大学(MIT) スローンスクール eビジネスセンター
マイケルA. クスマノ教授
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CSKとMITの関係  
インタンジブル・アセットの戦略的価値
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〜生産性向上の追求とIT価値の最大化〜  
マサチューセッツ工科大学(MIT) マサチューセッツ工科大学(MIT)
スローンスクール eビジネスセンター
エリック・ブリニョルフソン教授
21世紀に入り、IT(情報技術)の導入は、電気・科学業界、情報関連業界や先進企業などに限らず、あらゆる企業に浸透している。それは経営者が、自社の生産性や収益性を向上させたいと期待し、積極的にITに投資している結果である。そしてそれに関わるコストは、大規模ITプロジェクトの場合で約2,000万ドル(約20億円)に達することも調査から判明している。

しかし、2,000万ドルがすべて、ハードウェアやソフトウェアにつぎ込まれたわけではない。その9割は人材教育やビジネスプロセスの構築費など、投資ではなく経費として使われていた。本当のIT投資部分は実は氷山の一角でしかなかったのだ。
しかも、多額の費用をかけてもすぐに最高の導入効果が望めるわけではなかった。導入で効果を上げている企業には、他の競合企業と違う、業務慣行が存在した。

成果を上げている組織が実践する業務パターンを「デジタル組織」、慣習を「七つの実践事項」と定義し、実施状況を調べた結果、一部だけの採用・実施では、逆効果を招くことも明らかになった。

実践企業の事例などをふまえ、ITを導入し、生産性と収益力の向上を目指すデジタル組織の確立について考えてみた。
またデジタル組織を推進するコストの多くが、実は経費扱いされているビジネスプロセスの構築や人材教育などの組織的資産である点についても再考する。
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マサチューセッツ工科大学(MIT) マサチューセッツ工科大学(MIT)
スローンスクール eビジネスセンター
マイケルA. クスマノ教授
今やコンピュータシステムは、科学やビジネスに限らず社会の根幹にまで関わっている。そして、それを支えるソフトウェアとその開発企業は、目まぐるしい技術革新と市場の変化、ユーザーの指向に対応しながら、他社との厳しい競争にしのぎを削っている。その結果、業界には、開発競争に成功する企業やプロジェクトと、成功できない企業が歴然として存在している。その成功要因と、そこに到達できなかった企業の問題点が、世界規模の調査から徐々に明らかになってきた。

そして成功に導く上で中心となっている概念が「同期化と安定(synchronize and stabilize)」だ。
鍵は、単なる技術問題ではなかった。そこには開発プロジェクトのプロセス、設計から組織や開発チームの仕事の進め方や柔軟性などを含めた管理体制が大きく関係していた。開発者の自由度を尊重しながらも、組織やグループ全体で定期的な同期を図り、方向性を統一する。それにより、製品や組織が安定した。そこには確かな構造とルールが必要だともいう。

同期化と安定、構造とルール、それらのバランスが取れたところに成功が見えるようだ。その点をインタビューなどをふまえ紹介する。

また、日本のような製造業的な発想では、ソフトウェア開発上の問題の解決が図りにくく、無限の不具合ループに陥る危険性が高い。同期化と安定はそこからの脱出法でもある。