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ライオン株式会社様
「企業価値の向上」を推進するライオン株式会社様(以下ライオン)は、2004年1月に新中期経営計画「VIP II 計画」を掲げ、情報システムに関しても「災害リスク回避」および「コスト削減」という重点施策を推進してきました。
それらの早期実現を導いたのは、CSKシステムズとのパートナーシップでした。
基本情報
 
  • 業種[家庭品・薬品・化学品の開発・製造・販売]
  • サービス[ITアウトソーシング]
課題
 
  • 首都圏に想定される広域災害発生時においても、受注・生産管理・物流等の基幹業務を停止させない情報システムの構築
  • メインフレームとオープン系サーバが密接に連携するサブシステムの効率化及び安定化を実現する統合型運用管理体制の整備
  • 肥大化したメインフレームシステムおよび関連する人的資源のコスト削減
効果
 
  • 災害発生時においても安定した業務継続を保証する千葉eDCを活用することで、万が一、本社機能が停止した場合でも基幹業務の継続が可能な体制が整った
  • 「HEARTIL」(CSKシステムズが提供するITILサービスの総称)を活用した統合型運用管理体制が整備された
  • 長期アウトソーシング契約の締結により、継続的な運用管理体制の改善や、コスト削減の為の計画立案と実施、Legacy to Openソリューション等新技術の投入が容易になった

家庭用品、薬品などの開発・製造・販売を手がけるライオンは、常に最新のITインフラの導入/活用を行い、受注・生産・物流等基幹業務の効率化に注力していました。

しかし、本社ビル集中型情報システムの安全性向上、メインフレームとオープン系サーバの統合型運用管理体制の立上げ、トータルコスト低減施策の早期実現のため、外部アウトソーサのリソースと技術力を利用する方針を固めました。

アウトソーサの選考にあたって、以下の要求がありました。

  1. 広域災害発生時においても影響を受けない堅牢なデータセンター設備の提供および災害対策プランの計画立案
  2. メインフレームおよびオープン系サーバが連携して稼動する基幹業務システムに関する統合型運用管理システムの提供
  3. ライオン情報システムに関与する複数のハードウェアおよびソフトウェアベンダのコントロール
  4. ロケーション移動によるシステムレスポンスへの影響ゼロ
  5. 短期間かつ障害ゼロの移設作業

上記要件に従い12社に対してRFP(提案依頼書)を発行、サービス内容やコンサルティング実績を厳選に吟味の上、パートナーとして最新のデータセンター設備と豊富なアウトソーシング実績を持つCSKシステムズの採用を決定しました。

 

ライオンは今回がはじめてのアウトソーシングへの取り組みであったため、以下のようなリスクを想定しました。

  1. 最新プラットフォームへの既存IT資産の物理的・論理的な移動
  2. 現状運用のトランスファー
  3. 短期間かつミッションクリティカルな受注業務に影響を与えないレベルを実現する移設作業

これらの課題を解決するために、ライオン統合システム部およびCSKシステムズで構成された移設プロジェクトでは、計画に2ヶ月を費やし、綿密なアウトソーシング移行計画を作成しました。

その後4ヶ月の準備期間を経て、2005年5月2日(月)、予定されたスケジュール通りに新システムのサービスインを実現することができました。

 
システム構成説明イメージ
 
災害に対する高いIT継続性の実現
 

外部センターを利用することでインフラの二重化を実施し耐災害性を高め、業務の継続性が向上しました。

自社社員のITスキルの改革
 

運用を含めた外部委託の採用により、自社社員が専任でインフラ管理・運用管理等をおこなっていた体制を大幅にシフトすることが出来ました。

中長期のコスト低減と投資抑制
 

初期コストの発生を抑え、中長期的にはリソースの利用率の低下に沿ったコストの引き下げを可能にしました。

 
ライオン株式会社
住所 東京都墨田区本所 1-3-7
創業 1891年10月30日
設立 1918年9月
代表者 取締役社長 藤重 貞慶
事業内容 歯磨き、歯ブラシ、石けん、洗剤、ヘアケア・スキンケア製品、クッキング用品、薬品、化学品等の製造販売、海外現地会社への輸出
URL http://www.lion.co.jp/