現状の内部統制担当者向けに実施したアンケートでは、内部統制を進めても業務が非効率になると考えている人が50%に達し、活動が形骸化する不安を抱いている人も60%弱になっています。
現状では、財務・会計分野の対策が強調されがちな内部統制ですが、日本版SOX法で規定される「財務報告の信頼性」確保でカバーできる範囲は内部統制の目的の一部分に過ぎません。それ以外の、業務の有効化・効率性などの比重の方がはるかに大きく、人が関与する非定型・付随的な業務をITでサポートし効率化することで、真の内部統制が実現できます。
真の内部統制を実現するには統制環境であるワークスタイルの変革が肝心です。統制環境の良い例には、トップダウン、ボトムアップ、横展開などあらゆる方向で情報が共有され、現場が自立し”考動(自ら考え行動すること)”し、さらにこれらの強みを支える仕組みがあります。逆に、自立と”考動”を妨げる要因の1つには、情報の洪水が挙げられます。この情報の洪水発生の仕組みは、Eメール等で大量の情報・コミュニケーションが氾濫することにより起こります。2つには、非定型業務のムダ・ムラです。非定型業務のやり方は属人的になっており、ルールの共有化がポイントになります。社員は創造性や発想を生かし、業務に集中することが必要です。
これらを改善するため社員の自立と”考動”を促進し、付加価値の高い業務に集中させるには、「ビジネス・コックピット」の考え方により、経営者から現場まで一気通貫のコミュニケーションを実現することが必要です。「ビジネス・コックピット」とは、EIP(企業情報ポータル)・グループウェア・ナレッジマネジメントが一体化したITシステムで、特長は情報洪水を治水し「見える化」し、情報・ノウハウを集約・共有化して「一元管理」し、個人に必要な情報を「最適化」するものです。これにより、雑務が劇的に減少し、パソコンに向かう時間を最小限にできます。社員一人ひとりに気付きを与え、自律と”考動”を促進していきます。「ビジネス・コックピット」は攻めの内部統制ソリューションを実現するグループウェア「INSUITE(インスイート)」と業務プラットフォーム「ひびきSm@rtDB(スマートDB)」を組み合わせることにより実現が可能です。