これまでのソフトウェアの成り立ちと21世紀のソフトウェアについての解説と、ソフトウェア開発の品質向上に効果がある形式手法を考察し、「VDM(※)とは何か?」「今回、VDM++を実時間応答システム向けに機能拡張されたVICEとは何か?」「VDMを用いた開発をサポートするVDMToolsは将来どのような拡張を行うか?」について、講演されました。
※VDM(The Vienna Development Method):形式手法の1つであり、1960年代にIBMウィーン研究所で開発されました。 VDMには「VDM-SL」「VDM++」という2つの形式仕様記述言語があり、「VDM-SL」はISO標準となっています。 「VDM++」はVDM-SLを基礎にオブジェクト指向拡張を行った言語です。 VDMは形式手法の中でもモデル規範型と呼ばれ、モデルの状態を記述していくことに重点を置いています。
ラルセン教授略歴:デンマーク工科大学出身。その後企業にてキャリアを積み、13年間IFAD社とともにVDMToolsの設計・サポートの責任者を担う。その後、国防関連のシステム開発を行うシステマティックソフトウェアエンジニアリング社のプロジェクトに参画。現在はオーフス工科大学教授であると同時にPGLコンサルツ社代表。