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2006年 05月 30日 PDF
国立大学法人 大阪大学
株式会社CSKホールディングス
大阪大学とCSKグループが教育の情報化で協定締結

国立大学法人大阪大学(総長:宮原秀夫)と、株式会社CSKホールディングス(本社:東京都港区 代表取締役社長:福山義人、以下CSKホールディングス)は、大阪大学の教育情報化を促進し、教育効果の増大、コストの抑制、教育資産の有効活用を図り、また、CSKグループの教育情報化サービスに関する事業化推進のために必要な知見を得ることを目的として、連携推進に関する協定を締結いたしました。大阪大学では、研究に関する連携推進の協定は複数社と締結してまいりましたが、教育に関しては初めての協定締結となります。

大阪大学は、2001年よりコース管理システムWebCTを導入し、国内の教育情報化をリードしてきました。2006年度からは、全学的な組織である教育・情報室の下、サイバーメディアセンターと大学教育実践センターによるIT、FD(Faculty Development)両輪の推進体制を築き、欧米において10万人以上の利用規模で導入事例をもつWebCT Vista4 Enterpriseバージョンの国内初の導入を米国Blackboard社、サン・マイクロシステムズ社、CSKグループの協力を得て実施し、全学約2万5千人の学生および教員を対象とする教育情報化支援の基盤構築プロジェクトを開始しました。 本プロジェクトの目標は、下記4項目です。

  1. 教育の情報化を推進し、コストを抑制しつつ教育効果の増大を図る。
  2. 専門教育のグローバル化に対応し、学生を国際人として教育するための基盤としての活用を推進する。
  3. 学内教育資産の有効活用を図り、社会人教育、OB教育のためのユニット立ち上げのための基盤として活用を推進する。
  4. 優れた教材をオープンコースウエア(OCW)として公開する。

CSKグループはITの強みを活かした総合的なサービスプロバイダーとして、大阪大学との連携推進を通して、教育現場のニーズをより的確に捉えることで、すでに全国50以上の教育機関でご利用いただいているコース管理システムWebCTを中心とした教育情報化サービスの充実を図り、少子化、グローバル化などの課題をかかえる大学経営を支援するサービスを創造していきます。

今回の連携推進の具体的な事例として、当面、全学の教育情報化を支援する基盤構築プロジェクトに関連して「教育情報化に関するコールセンターを用いた教員支援体制の構築」を検討中です。 日本の高等教育機関においてコース管理システム(CMS)の導入は着実に進んできていますが、米国と比べて利用面では大きく遅れをとっているのが現状です。その原因の一つとして、米国では充実している教員向けのサポート体制が、日本において万全ではない点があげられます。 コース管理システムの利用促進には、インストラクショナルデザイン(学習効果の高いコースをデザインするための技法)を用いたコース開発サポートや、システム利用に関するヘルプデスクなどの教員向けサポートが不可欠です。しかし、学校単独での体制構築には、新たにインストラクショナルデザイナーやITスペシャリストの人材雇用が必要となり、コスト増大の問題が発生します。

今回の連携推進では、CSKグループの強みであるコールセンター構築のノウハウを活用し、これらの人材をCSKグループ内の教育情報化サポートセンター(仮称)に配備し、電話、メール、TV会議による遠隔サポートを行います。この実証実験を通じて、遠隔サポートのノウハウを蓄積し、教員向けサポート内容の充実とコストパフォーマンスの向上を目指します。

本連携の目的である、教育情報化の促進活動を通して、大阪大学とCSKグループが全面的に協力することで、ITを利用した世界トップクラスの学習環境の構築を進めていく予定です。

●国立大学法人大阪大学について
大阪大学は、昭和6年(1931年)に帝国大学として創設されて以来、70余年の歴史を刻みつつ世界最先端を目指した教育研究を実践し、かつ人類の知的水準の向上に寄与し続け、今や10学部をはじめ15研究科および5附置研究所、3全国共同利用施設等を擁し、2万人近くの学生が学ぶわが国屈指の総合大学に発展してきました。

●CSKグループの教育情報化サービスについて
CSKグループでは、CSKシステムズがWebCTの国内代理店となり、同製品の導入と併せて、システムインテグレーション、導入コンサルティング、インストラクショナルデザイン、ヘルプデスクなど、利用面にフォーカスした総合的なサービスを提供しております。
WebCTは、米国Blackboard社の製品で、世界70カ国で採用されているコース管理システムを代表する製品の一つであり、キャンパスエディションとVistaの2種類の製品が存在し、今回大阪大学に導入されたのは、大規模対応バージョンのWebCT Vistaとなります。
CSKグループでは、関西文化学術研究都市の大川センターにおいてCAMPという社会貢献活動を推進しています。CAMPで利用されているファシリテーション技法にWebCTを中心とした教育情報化を組み合わせることによるITを用いたワークショップ型教育環境の構築や、大学発の優れたコンテンツをユビキタスな学習環境で利用可能とするサービスの開発などを、本連携と関連して実施したいと考えています。

●株式会社CSKホールディングスについて
CSKグループは、2005年10月1日をもってCSKホールディングスを持株会社とする新たな体制をスタートしました。ITの強みを活かした総合的なサービスプロバイダー企業グループを目指し、グループ各社の持つ業務ノウハウとIT技術を組み合わせた新たなビジネスモデルを創出していきます。


以上
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